ワンツー理論 成功と失敗を分ける構造的理解
- GOAT
- 5月17日
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更新日:5月18日
GOAT FCが現在習得中の戦術『フリーマンシステム』では、ワンツーの成功率が鍵となる。そこで、先日の練習では「ワンツー」に焦点を当てたメニューを行った。
●なぜ選手はワンツーを選ばないのか?
GOAT FCの試合を見返すと、「ワンツーが通る状況」においても、選手たちはその選択肢をとらない場面が多く見られた。
明らかに通る場面でも、リターンパスを実行せず保持を優先してしまう。
●必要なのは意識改革だ。
ワンツーは成功すれば大きなチャンスとなる。
上記の場面、もしワンツーが成功したら全てチャンスとなった。
対峙する相手を置き去りにし、前向きにボールを持ち、フィニッシュのためのスルーパスやサイドチェンジを狙う事が可能だ。
ワンツーというのは成功すればチャンスになる連携なのだ。
・ワンツーVSドリブル
ではなぜワンツーはチャンスになるのか?
ワンツーというコンビネーションの現象を説明する下記となる。
『味方を利用して対峙する相手と入れ替わる攻撃。』
これはつまり、ドリブルと同じ効果がある。
ドリブルで相手を交わせば言うまでもなくビッグチャンスになる。 ただそれは簡単ではない。
世界最高レベルの選手でさえも、突破率5割程度とされる。
そんな一握りの選手でさえ難しいドリブルと同等の効果が、ワンツーにはある。
しかもワンツーは後述する『条件』さえ整えれば、ドリブルと同等の効果でありながら、より高い成功率となる。
この時点でワンツーを利用しない手はない。
さらにワンツーにはドリブルよりも優れている点が存在する。
それは『失敗時のリスク』だ。