価値を磨く！勝ちはその先にある。

怪我、退団、人数不足、練習不足、複数人のサポート選手。

あらゆる理由でチームは大敗を経験。

だが戦術の下に集まった我々はブレない。

10人での戦いが続いた試合も、ビルドアップは放棄せず、攻守において攻撃的な姿勢を貫いた。私はそれが誇らしい。 時として大量失点はチーム崩壊の危機ともなり得る。

だが我々は強固だった。 大敗は痛い。打ちのめされる。

でも、我々は勝敗を超えた価値基準で繋がっている。

選手やSOCIOは勝ちたかった。私も勝ちたかった。

だが、求める勝利はスコアで上回ることではない。

戦術は自転車のようなものだ。

乗りこなして初めて効果を発揮する。

それまでは、バランスを崩し、転倒し傷つき、痛い目を見る。

我々が乗りこなそうとしているのは

２つの車輪とチェーンがあれば進むシンプルな乗り物とは違う。

我々が身に付けようとしているのは、もっともっと繊細だ。

一つの動きが狂えば全てが崩れる、難易度の高い戦術なのだから。

私はこの大敗に満足している。

選手たちが最後までトライしようと試みたことに。

『価値を磨こう！

勝ちはその先にある！』